CITAN
職人の手仕事による内装とコーヒースタンド、夜はバーへと表情を変えるCITANは、旅人と地元客が同じ椅子に座る中央区東日本橋のホステル。国境も肩書きも越えて人が交わるこのサードプレイス(third place)を、TPJ編集部は静かに見つけました。
空間の7基準
【場の質】その場で感じる空間
【心の核】心が動く
【広がり】続く・伝わる・世界へ
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CITAN(シタン)は、東京都中央区日本橋大伝馬町、問屋街として栄えた地域に位置する複合施設。1〜7階のホステル、1階のBERTH COFFEE、地下1階のバー&ダイニングという3層構造を持つ一軒として、TPJセレクトに選ばれた。
日本橋大伝馬町は、江戸時代から続く繊維問屋街としての歴史を持つ、東京の商業の原点とも言える街だ。CITANは、この歴史的背景を踏まえ「人や物が自然と集まり、訪れた人がなにか新しいものに出会う、始まりの場所」というコンセプトを掲げている。
1階のBERTH COFFEEは、宿泊者だけでなく近隣で働く人々や暮らす人々が日常的に利用するコーヒースタンドとして機能しており、宿泊施設でありながら地域に開かれた接点を持っている点が特徴だ。TPJ7軸評価では「ストーリー継承」を主軸に、「特別感・ギフト体験」「インバウンド適性」の各軸でも高いスコアを獲得している。
地下1階のバー&ダイニングは、開放感のあるラウンジ設計で、宿泊者同士や地域の人々が言葉を交わす交流の場としても機能する。ホステルという業態でありながら、単なる宿泊機能を超えた「出会いの場」としての設計思想が随所に見られる。商談や打ち合わせの延長でこのラウンジを利用するビジネス利用者の姿も見られ、宿泊・飲食・仕事の境界が緩やかに溶け合っている。
問屋街という商いの記憶が残る街で、新しい出会いが生まれる場所であることが、CITANのサードプレイス(third place)としての価値を形作っている。旅行者にとっても地域の人々にとっても、日本橋の新しい入口として機能している。
問屋街特有の低層ビルが並ぶ通りの中に、複合施設としての存在感を静かに主張しており、観光の中心地である銀座・日本橋室町からは少し外れた立地であることが、かえって落ち着いた滞在を可能にしている。宿泊しない訪問者にとっても、コーヒーやバーを目的に立ち寄れる開かれた構造が、この施設をより多くの人にとっての接点にしている。
よくある質問
CITANはどのような場所ですか?
宿泊者以外も利用できますか?
アクセスはどこですか?
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